事業案内
Eライト活用例
ガラス瓶リサイクル
廃棄されたガラスびんに特殊な加工を行い、ガラスの形状・性質を変化させさまざまな用途に再利用できる軽量新素材「E-ライト」の製造・販売を行っています。
※エコマーク認定番号 05131057
新しいリサイクルシステムから生まれた「E-ライト」
現在、日本では毎年約240万トンのガラスびんが製品として市場に供給されています。ガラスびんのリサイクルシステムとしては、使用されたガラスびんを洗って、それを繰り返して使用するケース（リターナブルシステム）と、回収されたガラスびんを砕いて 新しいガラスびんの原材料として再利用するワンウエイシステムが確立されています。しかしながら、年間約115万トンものガラスびんがリサイクル＆資源化がなされず、埋立て地で廃棄されています。これらの廃棄対象のガラスびんを資材や新素材として開発することで限られた地球資源を有効に活用し、リサイクル率を高める価値創造のシステムづくりを 企業活動のコアとして、ガラスびん地域融合型のリサイクルシステムが誕生しました。
※資料：ガラスびんリサイクル促進協議会パンフレットより抜粋
「E-ライト」とは
空びんから製造した軽石状の軽量新素材です。空びんを粉砕して添加剤を加えて混合し、焼成炉でガラスの軟化点以上に加熱、冷却することにより微細な気泡をもつ0〜75mmの不定形塊状物質です。
地球に優しい「E-ライト」
ガラスびんは天然資源から作られています。そのびんから作られたE-ライトは有害物質の溶出もなく、そのまま軽量土として土に還ります。ガラスびん地域融合型のリサイクルシステムは、廃ガラスのリサイクルの為に今まで苦労していた色分け作業も不要です。
「E-ライト」の製造工程
用途に応じた4種類の「E-ライト」
銘柄
絶乾比重
吸水率
特 長
用 途
E1
0.3～0.6
30％以上
保水力の高い連続気泡型 超軽量材料
緑化・農業・浄化
E2
0.4〜0.5
30％以下
軽さを超えた独立気泡型 超軽量材料
土木
E3
0.6〜0.9
10％以下
ほとんど閉気孔の独立気泡型 超軽量材料
土木
E4
1.1〜1.6
5％以下
水より少し重い独立気泡型 超軽量材料
建築
「E-ライト」活用例
土木・建築活用例
「E-ライト」は、環境保全・資源保護に寄与すること及び、公共事業等の普及発展に積極的に取り組める新素材です。
中でも土木・建築材料の軽量化は、施工性の向上・耐震対策・構造物への土圧軽減・軟弱地盤上の構造物沈下抑制などの需要に、「E-ライト」なら充分に対応できます。
主な用途
●軽量地盤資材
●急傾斜地の裏込資材
●軽量混合土資材
●軟弱地盤の盛り土資材
●擁壁の裏込資材
●運動場・テニス場等の水はけ地盤資材
品質性能
単 体
比 重
0.4〜0.5
粒径範囲
2〜75mm
含水比
0%
一軸圧縮強さ
30〜40kgf/cm2
比 重
なし
締め固め時
密 度
0.3〜0.4t/m3
三軸圧縮強さ
Φ＝30°以上
CBR値
17.70%
透水係数
3×10-2〜1×10°cm/S
防犯ジャリ活用例
防犯ジャリの特徴
雑草が生えない
多孔性のジャリのため草が驚くほど生えません。当社展示場にて施工している場所は一度も雑草が生えていません。
水はけ抜群
水はけが驚くほど優れています。
防犯効果バッチリ
足で踏むと「ジャリジャリ」という大きな音で防犯効果が抜群です。泥棒さんも近づけません。
軽くて簡単施工
轢分（2〜75mm）が90％以上の粒度からなる不定形塊状のガラス質多孔体でリサイクル品とはいえ新素材です。
燃えない
無機鉱物製で耐火性です。
風でも飛散しない
軽量なため風で飛びそうな感じがしますが、比較的風が強い立地でもほとんど飛散しません。
猫除けにも
猫除けになりますので猫が糞をしなくなります。
地球に優しい
土から土への完全リサイクル型。掘削後、産廃物の適用を受けません。最終処分時で、ダイオキシンやCO2の発生がありません。
安 全
空ビンが原料ですから有害物質の溶出がありません。
防犯ジャリの色
ライトピンク
ブラウン
ライトブラウン
グレー
グレーグリーン
イエロー
防犯ジャリの施工事例
緑化活用例
屋上緑化でよく問題となるのは、植栽土壌を含めた樹木の重量、及びメンテナンスです。建築の計画段階から屋上緑化を導入する場合には、そのあたりのことに配慮すれば、相当な規模の緑地を作ることは可能ですが、既存の建築物にとっては、整備の障害となっておりクリアすべき問題です。
しかし、この『E-ライト』は軽量の為、既存の建物も対応でき、施工期間の短縮と低コストでの屋上緑化が可能です。
主な用途
●ビル屋上緑化用混合資材
●軽量水はけ園芸資材
●軽量植栽資材
●土壌改良資材
屋上緑化の施工事例
造園緑化の施工事例
品質性能
分析・試験結果
水 分
0.14
%
陽イオン交換容量
0.8
meq/乾物100g
最大容水量※
58.0
水分率%
86.3
含水率%
易有効水分保持量※
（pF1.5〜2.7）
30.4
水分率%
45.2
含水率%
粗孔げき率※
34.3
%
飽和透水係数（K15）※
1.8×10-2
cm・s-1
真 比 重
2.40
単位容積質量（容積量）※
0.67
g/mL
膨 潤 力
4.0
mL/乾物2g
三相分布
気相率
71.9
%
液相率
0.1
%
固相率
28.0
%
農業活用例
農作物に安全な土壌改良資材です。ガラスが原料になっているので、有害物質の溶出がなく安心して、農業基盤の構造改善に使用できます。
主な用途
●土壌改良資材
●軽量保水資材
●水はけ資材
残土処理リサイクル
建設現場で発生した土砂も処理しており、国土交通省をはじめ、周辺自治体より公共工事指定処分場に認定されています。
受入可能数量見込み 約350万t
施設全景
施設は敷地面積およそ100,000m²（約3万坪）で豊かな自然に囲まれた敷地の間を国道3号線が通るという全国でも稀にみる交通アクセスの良さを誇っております。
残土処理搬入フロー
株式会社永和
〒809-0001 福岡県中間市大字垣生893-1
TEL.093-244-6611 FAX.093-244-6700
